広島新井貴浩内野手(41)が5日、マツダスタジアムで会見し、今季限りでの現役引退を発表した。

ヤクルト宮本ヘッドコーチは「僕は、大好きです」と新井への思いを明かした。「この間会った時、『60歳までやります』と言っていたけどね…。(引退は)みんなに来る時だけど、思い出がいっぱいあるから寂しいです」と話した。

交流のきっかけは、お互い初出場した02年のオールスターだった。7歳下の新井から「守備、教えてください」と声をかけられた。宮本コーチが主将として臨んだ08年北京オリンピック(五輪)でも、ともに日の丸を背負った。選手としてだけでなく、人間新井の姿を知るほど、内面にひかれた。06年から3年間務めた選手会会長の後任について「彼の明るさや人柄を知って、次の選手会長はコイツしかいない」と確信。08年オフに引き継ぎを行った。

今後については「野球界にとって、大事な人材だと思う。いずれ、広島の監督をやるのかな。野球からは、離れられないでしょう」と温かい言葉を贈った。