憧れの聖地に一直線! 富山GRNサンダーバーズの湯浅京己投手(あつき・19)が、阪神からドラフト6位指名を受けた。

「1年目から活躍できるよう、しっかり準備をし、覚悟を持って挑みたい」

聖光学院では2年秋まで腰痛でプレーできず、チームで記録員を務めた。ただ、グラウンドに戻ることを諦めきれず、痛みが治まった2年冬に内野手から投手に転向。3年夏は背番号18でベンチ入りを果たし、3回戦では自己最速の145キロをマークしたが甲子園出場時にはベンチを外れ、聖地に足を踏み入れることはできなかった経緯がある。BC富山では、元ヤクルトの伊藤智仁監督から指導を受けて急成長。今年は日本ハムの入団テストも受けていた。威力ある直球とカットボールを武器とする右腕が、虎の投手陣にスパイスを加えていく。