目指すは鉄人ロード! 阪神糸原健斗内野手(26)が19日、甲子園球場で自主トレを公開した。寒空の下、ランニングやキャッチボールなど約3時間の練習を敢行。プロ3年目で就任した若き主将は「チームとしてもそうですけど、個人としても最高の1年にしたいと思います」と力を込めた。

あらためて全試合、フルイニング出場も口にした。昨季は打率2割8分6厘、出塁率3割9分をマーク。主に1番二塁で出場し、チームでただ1人、全試合に出場した。「1年間、143試合出て、あらためてすごいなと思った。そこを目指してやっていきたい」。目標がブレることはない。

打率、出塁率のアップが鉄人への道につながる。「調子が悪くなってきた時に、四球1つをとるであったり。そこでヒット1本打つであったり。調子が悪い時にどうするかを大事にしてやっていきたい」。虎の鉄人といえば、連続試合フルイニング出場世界一の1492試合を誇る金本前監督。そして歴代4位の667試合を持つ鳥谷。虎の新キャプテンが、鉄人たちの背中を追いかける。