西武山川穂高内野手(27)が20日、左大腿(だいたい)四頭筋腱(けん)部分損傷で大相撲初場所を休場した小結御嶽海(26=出羽海)にエールを送った。

山川と御嶽海は直接会ったことはないが、山川が昨年12月「報知プロスポーツ大賞」に選ばれた際、同じく大賞を受賞した御嶽海に「顔が似てると思いますんで、今度四股の踏みを教えてください」とビデオメッセージを送った間柄。この日、今年初めて西武第2で自主トレを行った山川は、御嶽海のケガを心配しつつ「そういうのをすべて乗り越えてまた頑張れる方だと思うので。お互い頑張っていきましょう」と話した。

一方、自身のコンディションは上々のようだ。この日は軽めにキャッチボール、マシン打撃などで切り上げたが「昨日は3、4時間ぐらいずっと打ちまくりだったので、今日は軽めに。疲れはないです。こういうところでユニホームを着ないで練習しても全然疲れないんですよ」と笑顔を見せた。

今月8日、沖縄での自主トレを公開した際、夫人との食事中にも携帯で自分のホームラン動画を見ていると告白。それが新聞記事でも報じられた。この日は記事を読んだ中村から「家族と一緒の時に動画見ていたらあかんぞ」とネタにされ、「つい見ちゃうんです(笑い)」と頭をかいた。リラックスした良い雰囲気の中、順調な調整は続く。【千葉修宏】