広島床田寛樹投手が先発生き残りのため、フォーム矯正に取り組む。

前回登板の14日楽天戦は1回2/3、5被弾で7失点。降板後はベンチで涙を流した。降格覚悟も、もう1度先発の機会をもらった。42球の球数で終えられたことで、中5日で20日ロッテ戦に先発するとみられる。

前回登板は疲労蓄積もあり、下半身を使えず上半身に頼った投げ方となった。

通常140キロ半ばの直球は130キロ台ばかり。登板翌日には広島に戻り、次回登板まで休みなく調整を続ける。無休調整も「当たり前」と覚悟の上。登板機会を与えられたことを意気に感じ、責任も口にする。「次ちゃんと投げられるか、投げられないかは大事。投げられないと、このまま終わっていく」。信頼回復のためため、遠投や助走をつけたキャッチボールなどで下半身主導を意識づけ。「次ダメだったら、さすがに落ちる。何とか投げたい」。次戦にすべてをかける。