巨人育成選手の最速154キロ右腕、堀岡隼人投手(20)が、支配下登録されることが有力になったことが25日、分かった。

青森山田高から16年育成ドラフト7位で入団。1年目の17年10月に右肘のクリーニング手術を受け、昨季は3軍で7試合の登板に終わった。3年目の今季はイースタン・リーグでの公式戦初登板を含む15試合に登板。25日の同ヤクルト戦は1回無失点に抑えた。直球と縦に割れるスライダー、チェンジアップを武器に主にリリーフとして3セーブ、防御率0・86をマーク。育成選手から支配下登録されれば、投手では3月の坂本工以来2人目で、野手を含めれば加藤、山下航に次いで4人目になる。支配下登録の期限は31日に迫っている。

◆堀岡隼人 ほりおか・はやと。1998年(平10)9月11日、神奈川県生まれ。青森山田では3年春にセンバツ出場。16年育成ドラフト7位で巨人入団。今季は2軍で15試合に登板して、0勝0敗3セーブ、防御率0・86。183センチ、88キロ。右投げ右打ち