日本ハム王柏融外野手(26)が重傷を負っていたことが26日、分かった。

左足甲を骨挫傷していることが、この日までに判明した。直接の原因となったのが、右肩関節骨挫傷から戦列復帰した8月10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の7回の打席で千賀から受けた死球。途中交代して福岡市内の病院で検査を受けた結果は打撲だったが、その後も痛みが引かなかった。

死球を受けた時はチームが上位争いを繰り広げ、本人の打撃も好調の時期だっただけに、試合に出てチームの勝利に貢献したい一心で患部の状態を周囲に隠し通していたという。痛みを我慢しながら出場を続けたが、本来の打撃のバランスが崩れて調子が下降。24日に出場選手登録も抹消された。骨挫傷は完治までに数カ月を要するケースもあり、今後の見通しは不透明。第2回プレミア12(11月2~17日)では台湾代表として選出される見通しだったが、今回の故障で白紙になったもようだ。