巨人中川が3600万円増 ツーシーム習得に意欲

巨人中川皓太投手(25)が5日、新球挑戦で2年連続60試合登板を目標に掲げた。東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3600万円増の年俸5500万円の大幅アップでサイン。使い道を聞かれ「貯金します。僕は結婚もしてないので、結婚した時のためにたくさんためておきます」と笑った。

今季は投手陣で唯一、離脱がなく、チーム最多の67試合とフル回転し、リーグ優勝に貢献した。シーズン序盤はポジションを固定せず、「一番、強い場所」(原監督)で登板。相手の打順、状況を見極めながらの起用で「ポリバレント・クローザー」の新語も生まれた。4勝3敗16セーブ17ホールドと万能に応え、防御率2・37と安定した。

新たな武器の習得にも着手する。プレミア12で侍ジャパンに初選出。DeNA山崎からツーシーム、今永からはチェンジアップの握りとリリースなどのイメージを聞いた。「来年は研究してくると思うので、上回るにはいずれは必要になってくる」。今オフも菅野と自主トレの予定で、軸球の直球、スライダーとともに落ちる球にも取り組む。

来季の目標には「今年、60試合を目標にやってきたので、そこが1つのライン」と挙げた。東京五輪にも強い意欲を示し「日本中が注目する大会。出たいという気持ちはもちろんあります。そのためには結果を残さなければいけないので、シーズンに集中して、その先に選ばれれば」と思い描いた。(金額は推定)【久保賢吾】