オリックスが今季ドラフトした全13選手に「育成プログラム」を配布したことが12日、分かった。選手寮へ入寮する1月初旬までの練習メニューをチームトレーナーが作成し、担当スカウトが手渡した。

球団関係者は「どんな練習が効果的か、今の時期に必要な練習は何かを伝えています。基本的には基礎的な部分。プロの自覚を持って、新人合同自主トレまでに仕上げてきてほしい」と冬休みの宿題の狙いを説明した。東京五輪の影響もあって来年の開幕は3月20日と例年より1週間ほど早いため、新人を含めてチームは早めの調整を意識している

オリックスは11日にダイヤモンドバックスからフリーエージェントとなっていたMLB通算282発の大砲アダム・ジョーンズ外野手(34)を獲得したばかり。「補強」と「育成」の両立で、96年以来のリーグ優勝を狙う。