日本ハム谷口が特殊メガネ、“見るチカラ”向上狙う

  • 動体視力を鍛えるメガネをかけティー打撃する日本ハム谷口。(見えやすい状態)(撮影・黒川智章)

特殊メガネで“見るチカラ”を鍛える。日本ハム谷口雄也外野手(27)が、動体視力の向上に取り組んでいる。

14日、自主トレを行う千葉・鎌ケ谷で、眼筋を鍛えるサングラスVisionup(ビジョナップ)を着用しティー打撃を実施。「目のコンディションを整えるというか、いいものは取り入れて」と狙いを明かした。

数年前5万円ほどで購入。チームでは、選球眼の良さで知られる近藤も使っている。「(自身も含め)日本人のほとんどが『スマホ依存症』になっている。目の筋肉がフラットじゃないし、遠くのものを見る時にピントが合わなかったりというのもありうる」。Visionupはレンズに映し出される液晶点滅が視野を断続的に遮ることで、眼球の動きがスムーズになるという。

試合日などプレー前は「なるべく(携帯を)使わないようにしている」という谷口の視力は左右ともに1・5だが、多少乱視が入っている。ドーム球場の増加で、プレー環境は昼夜の別だけでなく、屋内外など球場別の適応が不可欠。この日は「目のピントのリセットや修正という狙いで(着用した)。外すとなめらかに見える」と効果を感じ取った。

17年に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、手術とリハビリを乗り越えた男は18年6試合、昨季は30試合と復活途上にある。秘密兵器で動体視力を向上させ、運動神経、反射神経などのパフォーマンスを向上させたい。プロ10年目の今季。例年同様に熾烈(しれつ)な外野の定位置争いへ、アスリートの命でもある「目」を鍛え、殴り込みをかける。【山崎純一】

◆Visionup(ビジョナップ) レンズ上で映し出される点滅により、視界が遮られ、眼筋を刺激し、眼球の動きがスムーズになるという「ビジョントレーニングメガネ」。動体視力、周辺視、深視力などを高め、運動神経、反射神経、パフォーマンスの向上を目的とする。日本ハムでは近藤が使用し、楽天は18年春季キャンプで野手全員に配布した。