日本ハム高山優希投手(21)が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選へと出場するフィリピン代表に選出されたと10日、球団が発表した。

高山は日本人の父とフィリピン人の母を持つ。WBCの出場資格において、親のどちらかが当該国の国籍を持つ、あるいは出生しているという条件をクリアしていることから今回の選出になった。

高山は球団を通じ「フィリピン代表のオファーをいただき、大変光栄に思います。自分の力を精いっぱい出し切り、チームに貢献できるように頑張ります。この経験をきっかけにして、今シーズンのパフォーマンス向上へとつなげていきたいです」とコメントした。 大阪桐蔭から16年にドラフト5位で入団。プロ3年間で1軍出場はなし。昨年10月に球団から戦力外通告を受け、同11月に育成選手として再契約。今季からこれまでの背番号48から148へと変更していた。