西武が1日前倒しでサバイバルレースをスタートさせる。宮崎・南郷春季キャンプで14日に予定していた紅白戦を、雨天が予想されるため13日に変更。今井と新外国人のショーン・ノリン投手(30=マリナーズ3A)の両先発による投げ合いで幕を開ける。

西口投手コーチは「今後は紅白戦の結果を見てから。シート打撃登板が全体的によくなかったので挽回を期待している」と16日を含めた紅白戦2試合での競争を促した。

限られた実戦で見極めていく。今季は開幕が1週間早いため、オープン戦は昨季の16から12に4試合減。さらに、新型コロナウイルスの影響も受けた。台湾・統一からの申し出により交流戦(19、21日、高知・春野)の中止が決まった。先発ローテーションの柱として期待される今井は「打者有利なカウントにならないようにストライク先行でいきたい。結果も出せるようにしたい」と少ない実戦の中でもアピールしていく。