ソフトバンク上林誠知外野手(24)が18日、今キャンプ初の休日返上トレーニングで打撃練習を行った。キャンプ地の室内練習場で体幹トレーニングの後、ティー打撃、マシン打撃で約40分。練習を見守った金コーチングアドバイザーからトップの位置を早く決めてからスイングするように指導を受けた。

紅白戦2試合で5打数無安打。結果が出ていないことに「焦らないようにしたいけど、結果を出さないといけない立場でもあるので」と休日でもバットを振った。

「練習ではいいと言われているけど、それが試合になるとうまくいかない。今季のフォームを早く決めたいけど、なかなか…」。競争が激しい外野手争いでがっちりレギュラーをつかむためにも結果がほしい。「他人は他人。まずは自分がしっかりしていきたい。開幕して前半は飛ばすつもりでいきたい」。昨年は右手の骨折に泣き「結果残さないとクビ近い」とまで覚悟して臨んだ今キャンプ。レギュラーをつかむために、実戦での結果を追い求める。【浦田由紀夫】