開幕投手に決まっていたオリックス山岡泰輔投手(24)は公式戦延期について、冷静に受け止めた。9日、大阪・舞洲で練習後に「仕方がないんじゃないですか。残念がられる開幕戦にはしてほしくない。せっかく自分が投げる。楽しみにしている人は多い」と語った。

前回登板の6日巨人戦を7回8奪三振無失点に抑えるなど、20日予定だった開幕楽天戦(楽天生命パーク)に向けて調整を順調に進めていたが、現状を後ろ向きにはとらえない。「準備期間が増えたと思えばいい。(楽天本拠地の)仙台は寒い。遅れれば遅れるほど暖かくなる。(仕上がりは)もういつでもいい」と続けた。

2年連続で大役を任されたなか、こうも言う。「開幕が早いのも初めて。いつもに戻ると思えば全然(問題がない)。そんなには遅れる感はない」。そのなかで戦う者としての気構えもある。「やるなら、あやふやにやってほしくない。日程を決めてからやってほしい」と望んでいた。