ロッテのチェン・グァンユウ投手(29)が8日、ZOZOマリンで自主練習を行った。約1時間半かけてダッシュやキャッチボール、ウエートに取り組んだ。

自主トレではいつでも実戦に入れるよう意識しているという。100メートルほどの距離で遠投を行い「いい感じだと思います。家ではチームのトレーニングコーチから教えてもらった体幹、インターバルトレーニングなどをやっています」と充実の表情を浮かべた。

故郷の台湾では、世界に先駆けて4月12日にプロ野球が開幕。この日からは1試合1000人を上限に観客の受け入れを始める。「台湾の試合中継を毎日、見ています。試合ができるのは幸せだなあと思って見ています」と思いをはせる。

自宅でも2日に1度は台湾の両親にテレビ電話で、孫の顔を見せている。「両親は私ではなくて孫と話をしたい(笑い)。1歳8カ月の娘ですが、いつも1時間ほど話をしています。とても喜んでくれます」と、オンライン帰省で親孝行している。新型コロナウイルスについて「話を聞いていると台湾は、だいぶいい状況で落ち着いているようです」と胸をなで下ろした。