巨人は3日、都内の球団事務所で会見を行い、坂本勇人内野手(31)、大城卓三捕手(27)がPCR検査を受け、新型コロナウイルスの陽性判定が出たことを発表した。

  ◇  ◇  ◇

新型コロナウイルスの抗体検査を坂本は5月31日、大城は同29日に受けた。その後のPCR検査も通じ、2人の新型コロナウイルス遺伝子量(CT値)は微量で、正常値からわずかにはずれた「微陽性」にあたる上、ともに回復を示すIgG抗体を持っていることから、専門医は感染から回復後かなりの時間がたっているとの見解を示した。4人が行ったPCR検査は鼻咽頭から抗体を採取。4日に行うPCR検査は新たに厚生労働省から承認された唾液を検体とする手法を用いる。