阪神ボーア甲子園デビューへ 家族の力で逆襲のG倒

甲子園で逆襲のG倒や! 阪神の新外国人ジャスティン・ボーア内野手(32)が、開幕戦で屈辱の3連敗を喫した巨人へのリベンジを誓った。6日の広島戦(マツダスタジアム)は雨天中止。7日から初の本拠地開催となる巨人3連戦(甲子園)に「今回は勝ちたい」と、闘志を燃やした。最下位に沈む矢野阪神が、本拠地で巻き返しを図る。

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いよいよ阪神が甲子園に帰ってくる。開幕カードで屈辱の3連敗を喫した巨人が相手。チーム浮沈のカギを握るボーアは、広報を通じ、逆襲を宣言した。

「確かにチームとして、いいスタートは切れなかったけど、最近はいい戦いができている。前回負けている相手だから、今回は勝ちたいね」

5日の広島戦では決勝のグランドスラム。直近5試合でも打率3割1分6厘、2本塁打、6打点と状態は上向きだ。前回の巨人戦は3試合で12打数無安打と完璧に抑えられたが、当時とは違う。目を覚ましたボーアが宿敵に襲い掛かる。

5カード続いたビジターゲームが終わり、チームはこの日に帰阪。ボーアにとって、うれしい再会がある。「家族に会えるのがとてもうれしいよ!」と興奮気味に話した。2週間以上続いた長期遠征の間は、テレビ電話でヘイリー夫人や息子のジミー君と連絡を取り合った。2日には兄のジェイソン氏に対し、自身のインスタグラムで「Happy birthday to my big brother!」と祝福。その3日後に特大の満塁弾を放った。家族からパワーをもらい、本拠地のデビュー戦で本領を発揮する。

広島戦は雨天中止となり、セ5球団との対戦は一巡。14試合を4勝10敗で終えた。苦しい戦いを強いられたが広島戦で今季初となる連勝&カード勝ち越しを決めるなど、態勢を立て直しつつある。矢野監督は「(中止は)プラスに捉えてやるしかない」と話した上で「連勝で帰ってこれたのはプラス。ここから巻き返すという新たなスタートがきれるかなと思います」と、今季初のG倒へ意気込んだ。

甲子園開催2カード目の10日、DeNA戦からは有観客となる。ボーアは「すごく楽しみだね。ホームに帰ってきたら、より一層勝ちたいと思うし、自分のできる準備をしっかりして、ファンの皆さんの前で勝てるように頑張るよ!」と力強く話した。最下位に沈む虎の逆襲は、本拠地から始まる。【只松憲】