ソフトバンク王貞治球団会長(80)と城島健司球団会長付特別アドバイザー(44)が低迷するチームの逆襲に期待した。10日の楽天戦(ペイペイドーム)前に、21日オープン予定の本拠地に隣接する複合型エンターテインメント施設「BOSS E・ZO(イーゾ) FUKUOKA」4階に移設された「王貞治ベースボールミュージアム Supported by リポビタンD」を2人で内覧。10日から観客を入れて試合を実施することについて、王球団会長が「今はチームの調子は良くないが、何かきっかけがほしかった。ファンの反応や、熱気を感じられるのは本来のペース。選手たちは別人のようにはりきってやってくれると思う」と巻き返しを期待した。

また城島特別アドバイザーも「コロナのことでお客さんが入れなかったが、お客さんが入って日常に戻る。ホークスもひとつギアが上がると思う」と奮起をうながした。試合前の練習ではグラウンドに姿をみせ、工藤監督と30分以上も話し込んでいた。