阪神片山雄哉捕手(26)が2軍で自己最多の4打点と存在感を出した。

「7番捕手」で先発。1点リードの1回2死満塁の好機で、ソフトバンク重田の143キロ直球を左中間深くへうまく流した。走者一掃の3点適時二塁打となり、3回1死三塁の第2打席では再び重田から左前へ流して適時打。2安打4打点で勝利に貢献した。

阪神ドラフト6位の小川一平投手(23)は2軍降格後初登板。8回から4番手でマウンドへ上がり、4番釜元を148キロ直球で左飛、5番野村を変化球で遊ゴロ。6番リチャードには直球でバットを折る球威も見せ、最後はフルカウントから151キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

新人ながら開幕1軍を勝ち取り、17日に出場選手登録を抹消された即戦力右腕も再スタートを切った。