18年に2度目の実施となった「HOKKAIDO be AMBITIOUS」。日本ハム限定ユニホームのメインカラーは白だった。北海道の空に映える白い雲、真っ白な雪、北海道の未来を描くキャンバスをイメージした真っ白な戦闘服だ。濃紺・白・赤の配色が基調となった北海道旗がモチーフで、17年の紺基調に続いてデザインされた。

そんな限定ユニホームを着用した道産子右腕が、再起への第1歩を記した。18年7月21日ソフトバンク戦(札幌ドーム)。先発マウンドは17年途中でヤクルトから移籍した帯広出身の杉浦稔大だった。右肩痛を抱えており、新天地ではリハビリから地道に復活ロードを歩み、ようやくたどり着いた本拠地マウンドで5回無安打無失点と好投。移籍後初勝利を挙げた。その後も慎重にコンディション管理をしながら今季は先発ローテの一角を守る。起点は「HOKKAIDO」を胸に記した限定ユニホームでの熱投だった。