楽天は14日、近藤弘樹投手(25)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

近藤は岡山商大から17年ドラフト1位で入団。1年目に9試合、昨季は2試合に登板した。今季は救援で6試合に登板し、0勝0敗1ホールド、防御率5・40。通算では17試合に登板し0勝4敗1ホールド、防御率7・00。8日から始まったみやざきフェニックスリーグのメンバーに入っていた。

球団を通じ、今後については「現役続行の道を探りながら、トライアウトを受ける方向で考えています」とコメント。3年間の在籍期間の思い出については「一番最初に東京ドームで先発した日です。あと、本拠地で初めて先発した時の声援というのは忘れられないです」と振り返り、「3年間で1度も勝利することができず、1位で入団したにもかかわらず、チームに貢献できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも頑張っていきたいと思います。いつも温かい応援、ありがとうございました」とファンへメッセージを送った。