努力が大舞台の1本を生んだ。

3-5で迎えたタイブレークの延長10回1死満塁からホンダ熊本の和田裕生内野手(25=専大)が走者一掃の逆転サヨナラ適時打。「頼む(ホームに)かえってきてくれ、と祈る思いだった」と笑顔を見せた。

今年、コンパクトに低い打球を打つフォームに改造。誰よりも早くグラウンドに来て、最後まで残って練習。徹底的に振り込み結果につなげた。渡辺正健監督(51)も「一番努力した選手。運を呼び込んだ」とたたえた。