楽天の「元巨人コンビ」が投打に結果を出した。

昨年7月に高梨とのトレードで加入した高田萌生投手が先発し2回無安打1四球無失点。最速146キロを計測するなど力のある直球を中心に阪神打線を封じた。オフから持ち味の真っすぐの強さ、精度を求め、キャンプでも取り組む。直球には「しっかり投げ込めた」と手応えを得たが「ボールが先行してフォアボールも一つ出してしまった。ゾーン内に集められるように練習していきたい」と課題を明確にした。

開幕ローテは田中将、涌井、岸、則本昂の4本柱に加え、ドラフト1位早川隆久投手(22=早大)も有力。残り1枠をつかむために「自分の持ち味の真っすぐ、良さを全面に出して食らいついていくしかない」と意気込む。

打者では19年7月に古川とのトレードで加入した和田恋外野手が1点を追う8回に阪神高橋から中前へ同点適時打。「ランナー関係なく自分の打撃をしようと打席に立ちました」。右の大砲候補として期待をかけられ、移籍直後の19年は31試合に出場。だが、昨季は7試合にとどまった。13日ロッテ戦に続き2試合連続での4番起用に結果で応え「どんどん打ってアピールしていくだけです」と開幕1軍入りへ力を込めた。【桑原幹久】

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