開幕4連勝でストップしたソフトバンクだが、敗戦の中でも光明はあった。乱調の先発大竹を継いだ2番手田浦文丸投手(21)と3番手で登板した高橋純平投手(23)の2投手が4イニングをパーフェクトに抑えた。

4回からマウンドに上がった田浦は佐野晧、吉田正を内野ゴロに仕留めると4番ジョーンズを中飛。5回は杉本、頓宮から空振り三振を奪った。「マウンドに上がるまでは緊張しましたが、マウンドに上がってからは落ち着いて投げることができました。ストレートで打者を押し込むことができたのがよかった。次の登板でも自分の持ち味をしっかり出して、結果を残していきたい」。2年ぶりの1軍マウンドで思い切り腕を振った。

6回からマウンドを引き継いだ高橋純も大城、紅林を連続三振。7回もジョーンズから136キロのフォークで三振を奪うなど完璧な投球を見せた。昨年は右肩不調など1軍登板がなかっただけに、今季にかける思いは強い。「自分の開幕だったので、力が入りました。どんな場面でも結果を残していかなければいけない立場。今日のような投球を続けていきたい。降板後には監督にアドバイスしていただいたので、明日の練習から取り組んでいきたい」と笑顔で話した。

田浦、高橋純は今春の宮崎キャンプではB組スタートだったが、開幕メンバーに滑り込み。ともに今季初登板で、しっかり結果を出した。

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