楽天田中将大投手(32)の復帰後初となる本拠地登板に、球場内外で盛り上がりを見せている。

球場内の観客席、約1万席に「マー君おかえりボード」が掲示された。前夜から担当者が張り込み、ムードを演出した。

球場とクラブハウスをつなぐ通路横には「NPB通算100勝カウントダウンボード」が貼られており、残り1勝を示す「01」と掲示されていた。

石井GM兼監督は試合前の取材対応で「(本拠地での登板は)大きいと思います。それだけの貢献、チームにも地域にも大きい影響を与えた選手だと思う。またここで投げてくれるのはみんなが見たいものだと思います」と、地元仙台での右腕の活躍に期待を込めた。

試合開始は午後2時予定。

○…楽天田中将の今季本拠地初登板を、ファンは待望していた。田中将のユニホームを着用して来場した17歳男性の村上さんは「13年の優勝を見ていたので、メジャーでいっぱい活躍した投手が日本に帰ってきて日本球界を盛り上げてくれるのはうれしい」と歓迎した。林田勝也さん(51)は、田中将が13年に打ち立てた開幕24連勝の24勝目を現地で観戦し「すごいなぁと。お客さんも盛り上がっていましたよ」と当時を回想した。復帰1年目に懸ける期待も大きい。「熱いピッチングで完封してほしい。(勝利数は)18勝。背番号以上勝ってほしい」と願った。

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