中日の新外国人マイク・ガーバー外野手(28=ロッキーズ)がポジティブ思考で難題克服に挑む。

7日、バンテリンドームでの全体練習に参加。1軍デビューから7試合で打率1割7分2厘、12三振と得点力不足のチームの課題解消に貢献できていないが「まずは(日本の野球に)慣れること、理解できるかがポイント。ポジティブに練習した」と前向きに話した。

5日のDeNA戦では4三振。左腕浜口のチェンジアップに3三振を喫し、日米差を痛感した。「アメリカでは左対左で投げてこない球種。初めて対戦する投手が多いので早く慣れることが大事」。昨年はマイナー所属のため1年間、実戦から遠ざかっていたというハンディもある。だが、チームの本塁打13本、98得点はリーグワーストだけに期待値は高い。

与田監督は「まずは慣れること」と当面は見守る構えだが、3番でスタートした打順については「状況をみながら」と変更の可能性も示唆。首位阪神が独走態勢に入りつつある。期待される長打はここまで二塁打1本。ガーバーの超前向き思考による突破力で難題をクリアしたいところだ。