移籍後2度目の先発となった阪神チェン・ウェイン投手(35)が、約10年ぶりの安打をマークした。

0-0の3回無死二塁、バントの構えから強く転がした打球は、投手中川の横を抜けて、遊撃への安打となった。続く近本が四球を選び無死満塁とし、糸原の二ゴロの間に三塁走者の中野が生還。先制点に貢献した。

NPBのシーズンで安打を放ったのは、中日時代の11年7月14日ヤクルト戦(神宮)以来、3585日ぶりとなった。

▼チェンが3回に安打を打ち、NPBでは中日時代の11年7月14日ヤクルト戦以来、10年ぶりのヒット。安打のブランク記録は83年安木(中日)と09年木田(ヤクルト)の13年ぶりが最長で、10年ぶりは5位タイ。外国人選手では62年レインズ(阪急)の8年ぶりを上回る最長ブランク。