日本ハム上沢直之投手(27)が、交流戦開幕投手を託された。25日ヤクルト戦(神宮)に先発。中8日。満を持しての登板に「本来は僕が、カード頭で投げなければいけない。2、3戦目にいいデータ、いいイメージを持たせられるような投球をしないといけない」とエースの自覚をにじませた。

投打での奮闘を誓った。交流戦では過去2度、ヤクルト戦に先発。15年は6回途中6失点(自責4)で黒星。19年は、2被弾を浴びるなど7回途中6失点(自責4)で勝ち負けが付かなかった。「ヤクルト戦は毎回やられている。今回は結果を残したい思いは強いです」と燃えている。セ・リーグ球団主催試合ではDH制がなく、打席に立つことになる。「ヒットを狙いにいきますし、消極的なバッティングはしないようにしたい」と宣言した。

交流戦前は8試合に先発し、3勝2敗。防御率3・44。前回登板の5月16日ソフトバンク戦では、今季最多の球数115球を投げ、7回2失点。勝敗は付かなかったが、少しずつ状態を上げてきた。「今は最下位ですけど、交流戦明けに優勝を狙える位置というか、上位に食い込める位置に持っていくことが大事だと思うので(交流戦)1発目、しっかりと勢いを付けられるようにしたい」。

験担ぎの大理石柄の勝負パンツに力を借りて、チームに流れを引き寄せる。

日本ハムのニュース一覧はこちらー>