阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が2日、2軍に降格した。

5月8日に1軍昇格も、ここまで10試合、35打数2安打、打率5分7厘。1本塁打、3打点と不振を極めていた。5月18日ヤクルト戦で、来日22打席目で1号本塁打を放ち、続く打席でも適時打を放ったが、その後は再び15打席無安打が続いていた。指名打者が使える5月28、29日西武戦(メットライフドーム)では、2試合続けて6番・左翼でスタメン起用されたが、9打席無安打だった。

昨年、韓国で47本塁打、135打点で2冠、MVPを獲得した両打ちのスラッガーは年俸2億6300万円、2年とみられる大型契約で阪神入り。主軸として大きな期待を寄せられていたが、コロナ禍で来日が4月4日に遅れ、キャンプ、オープン戦なしでチームに合流。ファームで実戦10試合出場し1軍合流も、本来の姿からはほど遠かった。

代わりに北條史也内野手(26)が昇格する。北條は4月24日に練習中に左足首を負傷し出場選手登録を抹消されていた。(金額は推定)