西武内海哲也投手(39)が、古巣・巨人戦に登板する。東京ドームでの登板は巨人時代の18年8月28日広島戦以来1010日ぶり。勝利すれば史上19人目の12球団制覇となる。

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過去に巨人から移籍した投手が古巣相手に登板した例で思い出されるのは、79年に阪神へ移籍した小林繁。巨人時代に62勝を挙げていたが、「江川問題」によりトレード移籍。移籍後最初の登板となった4月10日が巨人戦。そこで白星を挙げると、同年は対巨人に9試合登板し3完封を含む8勝0敗だった。

ほかには巨人で126勝後、88年オフに中日へ移籍した西本聖。89年は古巣の巨人戦で5勝(2敗)を挙げ、同年20勝で最多勝を獲得した。最近では、14年にFAの人的補償で広島へ移籍した一岡竜司が、4月27日巨人戦でプロ初勝利をマークしている。