大卒3年目のヤクルト清水昇投手(24)が、通算100試合目でプロ初勝利を挙げた。

同点の8回に2番手で登板。打者3人で打ち取った。直後の9回に打線が一挙5得点を挙げ勝ち越し。そのまま逃げ切り、チームの連敗を4で止めた。高津監督はセットアッパーの初白星に「びっくりした。200勝まで2万試合か。すごく大事な存在の1人として、2勝目を目指してほしい」とジョークを飛ばしながら喜んだ。

昨季は52試合に登板。最優秀中継ぎに輝き、ブレークを果たした。99試合で勝ちがつかなかったのは、自らの仕事に徹した証拠。ブルペンを支え続け、名誉ある1勝をつかんだ。清水はお立ち台では涙を見せ「やっとだなと思う。タイトルを取った時とは別のうれしさ。負けてばかりで悔しい思いをしてきたので」とかみしめた。

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