オールスターで“幕張ずし”が開店した。全パの3番DHで起用されたロッテのブランドン・レアード内野手(33)が3回2死の第2打席、巨人戸郷の外角149キロ直球を豪快に引っ張り、左翼席へ運んだ。日本ハム時代と合わせ4度目の球宴で初の本塁打になった。

すし好きの“大将”は、すしをデザインしたスパイクで出場。花火が打ち上げられる中、悠然とダイヤモンドを1周すると、全パの仲間たちが「すしポーズ」でお出迎え。最後は釣って、さばいて、握っての恒例「すしパフォーマンス」。お客様はソフトバンク松田で、レアードによるとウニを握ったという。

自身球宴16打席目での初本塁打だった。試合中、広報を通じて「感触よく手ごたえも十分だったよ」と自画自賛。「ファンのためにオールスターですしを握れてうれしいよ」と喜びのコメントを寄せた。