ソフトバンク笠谷俊介投手(24)が7日、後半戦での先発ローテーション入りへあらためて意気込んだ。ペイペイドームでの投手練習に参加し「後半戦に向けて、ローテーションに入って勝ちたい。チャンスをもらっているので、結果を求めてやっていきたいと思います」と話した。

今季は開幕ローテーション入りも、不調で2軍落ち。首脳陣の期待も受けて、エキシビションマッチ初戦だった7月28日DeNA戦で先発したが、外野からの本塁返球をカバーした際に左手を負傷していた。当初の予定は崩れたが、すでにブルペン投球を再開しており「だいぶ投げられるようになってきたので、大丈夫です」。9、10日の広島戦(マツダ)で再アピールのチャンスがありそうだ。

千賀やマルティネスが東京五輪に参加しており、先発ローテーションは不透明な状況だ。「前半戦は先発を任された試合も多かったんですけど、情けない自分がいた。変われた自分を見せられたらローテーションに入っていけると思いますし、期待に応えたいと思います」と、力強く意気込んだ。