広島林晃汰内野手(20)が4回、母校の“魔曲”の後押しを受けて先制打を放った。

夏の甲子園大会開幕に合わせてか、この日から登場曲を智弁和歌山名物のチャンステーマ「ジョックロック」に変更した。2回無死一塁での第1打席はストレートの四球。続く2打席目は4回無死一、三塁から、ソフトバンク笠谷の初球スライダーを中堅にはじき返して、先制適時打で均衡を破った。

前日9日に26打席ぶり安打とエキシビションマッチ初本塁打を放つなど復調気配が見える。前夜には「いいときの感覚が打撃練習で出始めた」と手応えを口にしていた通り、“魔曲”に乗って2戦連続打点をマークした。

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