メロディーが進むにつれ、手拍子が大きくなる。オリックス福田周平内野手(29)が、27日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)から登場曲を変更した。

セガのドラマチックアドベンチャーゲーム「サクラ大戦」の主題歌である「檄!帝国華撃団」を1打席目から流した。スタンドのファンはノリノリで手をたたき、リズムに乗った。

変更した理由を福田に尋ねてみると「あの曲が良いなって、ずっと思っていたんですよね」と明かした。

詳細を聞いてみると「僕、社会人(NTT東日本)が東京で、セガサミーと試合することが多かったんですよ。セガサミーは得点が入ると、あの歌が流れるんです」。対戦相手の応援歌だったそうで「すごく脅威でしたよ。会場も、みんなで肩を組んで踊っていた。めっちゃいいなぁ、これ!って思ってたんです。なーんか、口ずさんじゃってたんですよね」。

そのため本人は「サクラ大戦? って言うんですよね。僕、全然、知らないんです」と苦笑い。「パチンコでも流れているんですよね? まぁ…ほどほどに(笑い)」。新登場曲でファンを乗せ“確変”を狙う。【真柴健】