日本ハムの背番号「54」を背負ってきたのはこれまで20人。打の出世頭は近藤健介だ。1年目の12年から15年まで着用。16年から現在の「8」を背負っている。今季は東京五輪で金メダル獲得、4番としてチームに欠かせない存在になっている。

投の出世頭は武田久。1年目の03年に着用しプロ初勝利を挙げた。翌年から「21」に変更し06年に最優秀中継ぎ投手を獲得。最多セーブにも3度(09、11、12年)輝くなど大躍進した。

04年からは稲田直人が背負った。ユーティリティープレーヤーとして活躍し、ムードメーカーの役割も担った。08年から「5」に変更したが、4年間着用している。

現在は佐呂間町出身の玉井大翔が17年から着用。ドラフト8位という下位指名ながら1年目から24試合に登板。19年には65試合に登板するなど貴重な中継ぎの一員として活躍している。