DeNA石田健大投手(28)が18日、契約更改交渉に臨み、年俸8540万円から2050万円減の6490万円でサインした。「僕自身もふがいないシーズンになってしまった。代表からも1軍で1年間やってもらわないと困ると言われた。期待にこたえないといけない。ファンに迷惑をかけないよう、できることをやらないと」と話した。

今季は33試合で1勝2敗2ホールド、防御率は5・73と不振だった。中継ぎでスタートし、開幕から4試合連続失点。一時は防御率が24点台にまで跳ね上がった。「ボールが悪いとかそういうことではなく、打者に向かっていく姿勢とか気持ちが足りなかったのかなとも思う。僕自身の弱さがすべて。チームもこういう形で終わってしまい、チームのためになれなかった。同じ過ちを繰り返さないように日々努力できたら」と振り返った。

後半戦から先発に転向し、9月23日のヤクルト戦では今季初先発し、4回3失点だった。来季に向けては「毎年言っているが、どちらがやりたいという気持ちは自分ではない。どっちもできるのが強みだと思っている。言われたところで毎年準備していく。どっちをやっても今まで以上の数字が出せるようにしたい。最大の準備をしたい」と巻き返しを誓っていた。

(金額は推定)