ロッテ山本大斗外野手(19)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸230万円でサインした。

育成ドラフト3位で開星(島根)から入団した今季、イースタン・リーグ開幕戦のDeNA戦(横須賀スタジアム)でいきなり初打席初球本塁打の離れ業でデビュー。5月以降は苦しむ時期もあったものの、年間で5本塁打をマークした。「球の質のすごさを感じました」という楽天涌井とも対戦を重ね、最後は安打を打つこともできた。

フェニックス・リーグでも5本塁打し、1軍秋季練習にも抜てき。井口監督らの前でパワフルな打撃を見せた。同じ右打者で2歳上の山口がプロ3年目のシーズンで9本塁打し、CSでも活躍した。「クライマックスでの本塁打も見てましたし、年も近くて、タイプも似てるので。自分も負けず嫌いなので、負けたくないなと思います」とニヤリ。2年目の支配下登録に向け、しっかり振り込んでいく。(金額は推定)