ロッテ安田尚憲内野手(22)が10日、来季の契約更改交渉に臨み、800万円増の年俸3000万円でサインした。

プロ4年目の今季は、開幕からチャンスでの強さを見せ、一時はリーグ打点トップに立っていた。しかし徐々に調子を落とし、最終的には打率2割4分2厘、8本塁打、55打点。9月中旬以降はスタメン落ちも増えた。「波は激しかったし、特に後半戦は試合の出場機会が減ったので悔しいシーズンではありましたが、そこが自分の実力だと思うので見つめ直して」と神妙に振り返った。

克服できずに終わった課題もあり、将来的に不動の「4番三塁」になれるか、来季は正念場にもなる。「どっしりと構えられるような、自分の中での自信や技術をしっかりと身につけてやっていきたいです」と意気込んだ。(金額は推定)