巨人は27日、ドラフト1位の大勢投手(翁田大勢、22=関西国際大)と育成3位の亀田啓太捕手(22=東海大)が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

26日に新入団選手とジャイアンツ寮で生活している若手選手ら計57人を対象に実施した新型コロナウイルスのスマートアンプ-PCR検査で陽性となり、この日、医療機関の診察を受けた結果、陽性と判定された。

大勢は症状はなく、亀田は25日夜から発熱の症状が2日間続いていた。ともに寮の自室で隔離療養をしている。

両選手は14日から25日までジャイアンツ球場での新人合同自主トレに参加していた。新人選手のうち、合同自主トレ中や寮内で亀田と一定以上の接触があった選手1人については、少なくとも5日間は自室で隔離し、練習や施設の使用を禁じる措置を取る。もう1人の選手についても、接触の頻度が不明なことから自室で隔離した上で、連日検査を繰り返しながら練習復帰の時期を判断する。

ほかの13人の新人選手に対しても、30日にスクリーニングのための検査を実施し、2月1日から始まる宮崎キャンプに臨む方針だという。