巨人桑田真澄投手チーフコーチ(53)が1日、リニューアルされた東京ドームで「始球式」を行った。現役時代、1988年4月8日の東京ドーム初の開幕戦(ヤクルト戦)で開幕投手を務めており、過去最大規模のリニューアルを終えて生まれ変わった本拠地の“ファーストピッチ”を託された。

「ビジョン点灯式」でマウンドに登場。ド真ん中に直球を投げた直後にメインビジョンが点灯し、88年の開幕戦で桑田コーチが投じた1球目と、原辰徳監督(63)の満塁本塁打の映像などが映し出された。桑田コーチはマウンドから、リニューアルされたメインビジョンを見詰めていた。

その後、原監督が登場。本塁付近で2人で並んで、リニューアルした球場の感想を語り、開幕投手は菅野智之投手に決定したと発表した。