阪神が3連敗を喫し、浮上の兆しが見えない。

延長10回、ソトに右翼ポール際へサヨナラ被弾を浴びた。球団ワースト記録を更新する開幕からビジター11連敗となり、今季最多の借金15に膨れた。最短で29日巨人戦(東京ドーム)で、自力優勝の可能性が消滅する危機を迎えた。矢野燿大監督(53)の談話は以下の通り。

【ニッカン式スコア】20日のDeNA-阪神戦詳細スコア

-先発の小川が頑張っていただけに

「いやー。いいね。素晴らしかったね。緩急も使えてるし、右バッターのインサイドにも投げられるから、内容のある投球やった」

-今後につながる

「そうやね。まあ、点数とられたっていうか、そういう時もあったけど中身的にはね、今までの一平より成長してるというところはしっかり見えてるんで、だから勝たしてやりたかったけどね…」

-打線が得点圏に進めただけに

「うーん、まあねえ…。何とも言いようが難しいけど…」

-苦しい中で打破していかないと

「まあねえ…。開幕からそうやけど1人1人の状態を上げてこないとさ。ちょっと三振も多いし。そら、なかなかね、現状、ホームランホームランっていうような、バッター陣ではないんで。何とか1個のアウトでも進めるっていう…。これもずっと言ってるんだけど、そういうことを重ねていかないと。普通にやっても普通に点が入るっていう感じでは現状ないんでね。そういうふうに…。うん、何とかやろうとはしているんだけどね」

-近本も状態が…

「そうやね、まあ…良くはないよね、うん」

-浜地もリリーフ陣もここまで頑張ってきたが

「いや、まあ、最後のホームランもね、あれは普通のライトフライだと思ったけどね。あれで入るんやから、それはもう全然、仕方がないというか。う~ん…。あそこで自信を持って浜地って送り出せるような状態はアイツ自身が作っているんで。そこは俺の中では受け入れているし。やっぱりバッター陣が点を取らないと、いうところだと思います」

-毎試合毎試合、何とか流れを作れるようにしなくてはいけない

「誰かこう、1人だけでは変えられないと思うんだけど。そういうね(熊谷)敬宥(たかひろ)なんかはそういうところでは、追い込まれた中でもいいヒットを打ったし。そういうやつが出てくれたらいいし。敬宥も明日、スタメンで行こうかなと思っている。そういうところはまた、張り切って、チームを引っ張るというか、そういう思いでやってくれたらと思います」