ヤクルトの4番村上宗隆内野手が劇的なサヨナラ本塁打を放った。

延長11回2死一塁、1ボールから日本ハム北山の直球を中堅左に運ぶ14号2ラン。巨人岡本和を再び引き離し、リーグ1位となる1発で試合を決めた。チームは1点を追う8回に内山壮のプロ初本塁打で追い付き、延長10回は無死満塁のピンチを田口が無失点に抑えた。村上は「いろいろな方が粘ってつないで、最後は僕が決めましたけど、チーム一丸で勝てたことがうれしい」と喜んだ。

▼19歳10カ月の内山壮が8回に代打本塁打。10代選手の代打アーチは18年8月19日広島戦の山本(DeNA)以来。ヤクルトでは初めてで、80年4月10日巨人戦で打った渋井の20歳7カ月を抜き、球団最年少の代打本塁打となった。また、交流戦での10代の代打本塁打も初で、14年5月31日ロッテ戦の乙坂(DeNA)の20歳4カ月を抜く最年少記録。

▽ヤクルト内山壮(8回にバックスクリーンへ、プロ1号同点ソロ)「そわそわした感じで(ダイヤモンドを)回ったので、次は歓声をかみしめて回りたい。体が小さくても打てるんだぞ、というのは証明したい」

【関連記事】ヤクルトニュース一覧