ロッテ佐藤奨真投手(24)が好投報われず3敗目を喫した。

序盤から最遅94キロの超スローカーブが効力を発揮。最速140キロの直球と46キロ差の緩急をつけ、3回まで無安打投球を披露した。6回まで2安打無失点も、1点リードの7回につかまった。四球と巨人ポランコの二塁打で二、三塁のピンチをつくり、最後は粘りの打撃に屈し逆転を許した。

7回4安打2失点で降板となり、3敗目となった。「7回以外は自分の理想的なピッチングができたかなと思います。ポランコ選手への攻め方が追い込んでから甘くなってしまいその隙を突かれました。リードを守り切れず本当に悔しいです」。プロ初勝利はお預けとなった。

▽ロッテ井口監督(1得点にとどまり、3連敗で今季ワーストタイの借金9)「そこ(打線のつながり)がちょっと欠けているところだと思いますので、切り替えていければ」

▽ロッテ佐藤都(5回に先制適時二塁打)「打ったのはスライダーです。浮いてきたら行こうと思っていたのでその狙っていた球をしっかりたたけました」

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