広島がヤクルトに同一カード3連戦3連敗を食らい、今季ワーストの5連敗となった。先発九里亜蓮投手(30)は村上宗隆内野手(22)の2打席連発を含めて自己ワーストの4被弾。

試合後に佐々岡真司監督(54)は先発右腕について「一番やってはいけない。独り相撲」と厳しい口調で指摘した。

佐々岡監督の一問一答は以下の通り。

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-九里が本塁打で失点を重ねた

一番やってはいけないというか、その前の攻撃で(九里自身の)バント失敗(捕ゴロ併殺打)から次の先頭は流れ的に絶対に抑えないといけないところで、四球。それで(無死一塁から村上に)ボール、ボールで2ボールから本塁打を打たれて、一番やってはいけない。全力で先頭は、流れ的にも抑えないといけないですし、今日はそこでしょうね。

-マクブルームに約1カ月ぶりとなる本塁打が出たのは前向きなこと

初回に2点取って「ヨシっ」と乗っていかないといけないところで、2回のそういう(九里の)独り相撲というか。攻撃に失敗して、先頭(に四球)というところで、そこでまた流れが来ない。象徴的にやっぱり相手の石川は四球なく、緩いボールでもストライク先行で、バッターと勝負できてるところが見習うところだと思う。

-5連敗。監督として原因はどこにあると分析する

まずはやっぱり基本に戻って試合をつくるという中で、ああいうミス、流れを大事にしないといけない。良い流れの中で追いついたらなかなか反撃する力が無くて、ベンチはしっかり声出して盛り上げている部分はあるんですけど、なかなかそこはうまく(ベンチの雰囲気に)ついていけていない。もう1回原点に戻って、しっかり先発が(試合を)つくらないと、リズム良くテンポ良く、しないと。今日は四球絡みで(走者が)出て、流れも悪いのでもう1回そこを目指します。

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