楽天茂木栄五郎内野手(28)が、早大の大先輩であるソフトバンク和田のパーフェクト投球を阻止した。

5回先頭の川島まで、8三振含む16者連続凡打に打ち取られ迎えた茂木の打席。カウント2-0のバッティングカウントで、内角の直球を捉え、右翼席へ2号ソロを運んだ。今カード初戦で今季1号を放ち、調子を取り戻しつつある茂木。しかし打線はその1点にとどまり、3連敗を喫した。

序盤から苦しめられた和田は早大の先輩で、プロ入りから声を掛けてもらい、食事にいくこともあったという。そんな大先輩が日米通算150勝を達成し、茂木は「負けて悔しいですけど、おめでとうございます」と祝福。

「41歳になってもバリバリ現役で、しかも、一線級の球で活躍されているのはすごいと思うし、本当に小さい時からテレビで見ていた選手なので、同じ早稲田大学として、僕も和田さんに1歩でも近づけるようにやっていきたいです」と投打関係なく、その背中を追い続ける。

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