楽天鈴木翔天投手(25)が、22日出場選手登録を抹消された。21日ソフトバンク戦では3分の2回を投げて、1安打4四球で2失点。直近6試合で11失点と結果を残せなかった。

今季防御率が6.00まで急激に悪化したが、中継ぎ左腕としてブルペンを支えた。150キロを超える直球を武器に、1日時点では防御率0.69と抜群の安定感を見せていた。昨季までプロ3年間で合計7試合の登板にとどまっていたが、今季は22試合。飛躍のきっかけをつかみつつある。石井GM兼監督は「調子がいいときはそれなりにバッターを抑えられるけど、調子が悪いときに長くなってしまう」と現状の課題を指摘した。

2軍戦でも、調子の善しあしにかかわらず、自分の投球を続けることを鈴木翔に伝えた。指揮官は「悪いボールを投げている訳じゃない。投げられない投手には言わないけど、投げられる投手なので。ある程度安定したものを出せられれば1軍でも活躍できる。自信持ってしっかりとマウンドで投げなさいという話をしました」。大きな期待を寄せているだけに、より一層の成長を促した。

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