ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打を放った。

まずは1回2死、中日柳から右翼席上段へ38号ソロを放ち4打数連続の日本記録に並ぶと、3回1死一塁、同じく柳から左中間に39号2ランを放り込んだ。7月31日の阪神戦(甲子園)での3打席連続本塁打から2試合にまたがっての5打数連発を達成。プロ入り5年目、熊本出身の若きスラッガーが、球史にその名を深く刻んだ。

試合後、ヒーローインタビューに臨んだ村上は、開口一番「疲れました」と笑った。新記録となった第2打席の39号を振り返り「ちょっと狙ってましたけど、それぐらいの気持ちでいきました。史上初なんだ、うれしいなと思いました」と振り返った。

▽ヤクルト高津監督(村上の5打席連発に)「自分のスイングが出来るよね。片手で打ってみたりとかも、あれも彼のスタイルというか、飛ばせる技術の1つなのかな。全ての球種に、コースに対応できているのかなという感じはします」

【ニッカン式スコア】2日のヤクルト-中日戦詳細スコア