ロッテ田村龍弘捕手(28)が14日、出場選手登録が7年に達し、国内フリーエージェント(FA権)の資格取得条件を満たした。

田村は新型コロナウイルス陽性判定を受け、8月4日に特例2022で出場選手登録を抹消に。この時点で、資格取得条件まで残り11日となっていた。抹消期間中も練習復帰前日までは取得条件に加算されるという同特例に基づき、この日の取得となった。球団を通じ「プロ10年目ですが入団当初、こんなに早く獲得できるとは思っていませんでした。プロ1年目からいろいろな人に支えられて獲得した権利だと思っていますので、支えてくださった皆様に感謝したいです。今は1日も早くチームに合流して勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」とコメントを寄せた。

田村は光星学院(青森=現・八戸学院光星)を経て、12年ドラフト3位でロッテに入団。昨季まで841試合に出場し、16年にはベストナインにも選ばれた。プロ10年目の今季は故障の影響もあり、ここまで2試合の出場にとどまっている。

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