新型コロナウイルスに感染していた阪神大山悠輔内野手(27)が、東京ドームで行われる巨人戦の試合前練習から1軍に合流し、出場選手登録された。前日18日のヤクルト戦(神宮)後、矢野監督は「明日はスタメンで行く」と明言。1軍復帰即スタメン出場で、4位で並ぶ巨人との「伝統の一戦」に臨む。

大山は今月5日に陽性判定を受けて離脱し、その後は関東で自主隔離。16日に神宮球場での1軍練習に合流していた。17日は甲子園室内練習場で調整。18日は2軍鳴尾浜球場で二保、秋山を相手にシート打撃を行い、当初の予定通りこの日、4日巨人戦以来、15日ぶりに1軍に戻ってきた。

前日18日には、9日に陽性判定を受けていた中野拓夢内野手(26)が、ひと足早く1軍復帰。「1番遊撃」でスタメン出場し2安打2得点、1盗塁で勝利に貢献していた。チームの連敗も8でストップ。今季22本塁打、71打点でチーム2冠の主砲の復帰で、さらなる追い風を吹かせたい。

また、板山祐太郎外野手(28)が出場選手登録を抹消された。